経済学のすヽめ、あるいは「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明 ブックガイド
新卒で入社した企業を退職する際、僕自身が言った言葉をはっきりと覚えています。
仕事をしながら少し経済学を勉強している中で、経済学のみならず学問は実務の現場でかなり役立つはずだと思うに至りました。
しかし、学問と実務の現場はまだまだ隔たりがある。そして、僕はそれを行うには知識が少ないと感じています。だから退職し、経済学大学院に行くことを決めました。
そう宣言してからほぼ1年が経ったある日、その実務の現場と学問を繋ぎそうな書籍が出版されました。
「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明、という本がそれです。
(以下、本書)
まだ大学院入学から2ヶ月程度のペーペーですが、自身のためにも、”経済学を学ぶ意義はどこにあるか、経済学に何ができるのか”を整理しつつ書きたいと思います
みなさんがこの本を読む視点として、いくばくかのガイドにもなれば、幸いです。
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