Stata 用の IDE(統合開発環境)もどきを導入してみた
Stata にも Rstudio のような IDE 的なもの導入できるよ!という話です。
Rstuido って便利ですよね。コードも書きやすいし、ちゃんと予測でサジェストしてくれたり。なんなら GUI で GitHub とも連携できるし。*1
でも経済学(や社会学など)を専攻している方は、Stata 使いたい・使わなければならない場面もありますよね。推定のコマンドはやっぱり Stata の方が充実してる。
ただ、エディタが使いづらい…。Do file editor にイライラした経験がある方も多いはず。Rstudio を Stata でも使いたい!
そんな「Rstudio を
Stata 用に使えませんかね?」との考えを抱いた方は他にもいたようで、 Stackoverflow の質問を見つけました。
回答は、「じゃあ Sublime Text 3 を使いなよ!」とのこと。
さっそく導入してみたので、方法をメモります。ベースは Mac の方向けです。
(※Winの方向けには、別の拡張機能を参照ください)
導入するもの
- Sublime Text 3(ST3、エディタ)
- Package Control(ST3用)
- Stata Improved Editor(ST3の拡張機能)
(※Windowsの方は、Stata Editor for Sublime Text 3 とか、Stata Enhanced とかがあるようです)
手順
基本は、上記をそれぞれ読んでください!という感じです。
ST3のダウンロード
- Sublime Text 3 のページから、"DOWNLOAD FOR MAC" を押す。
- dmg ファイルを開く!
- Application にドラッグ&ドロップ
Package Control のインストール
- ST3のアプリを開く
- 「View > Show Consoll」でコンソールを開く
- Package Control の Installation から、書いてある python コードをコピペして実行
Stata Improved Editor のインストール
- メインメニューから「preference > Package Control」を開く
- 「Install Package」を開く
- "Stata"で入力すると、さっきのStata Improved Editor が出てくるので、選べばインストールできる
以上です。
あとは開くと、Stata Improved Editor のページを見てもらえればわかるんですが、色がついたりサジェスト機能があったり。いいですね。
使った感想は気が向いたら投稿しますので…。
ショートカット
ショートカットが独特なので、一部だけご紹介しておきます!
コマンド | 内容 |
ctrl + d | 選択部分を実行 |
ctrl + r | quietly の形で実行 |
cmd + shift + d | 全部実行 |